「語源」集
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■ アオヤギ: 江戸時代に千葉県青柳村で多く取れたので「アオヤギ」と呼ばれるが、正式には「バカ貝」。「破家蛤(ばかがい)」。バカ貝は蛤に似ているが殻が壊れやすく、それを支えるために貝柱が二つある。 

■ 案の定(あんのじょう): 「案」+「の」+「定」。「案=思案」、「定=〜のとおり」で、「思っていたとおり」。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ いざこざ: 「いさくさ」の音転と言われるが疑義もある。双方の意思のもつれから起こるもめごと。【日本語源辞典 小学館】

■ 一所懸命(一生懸命): 中世、自分の領地を命がけで守った。

■ 打ち合わせ: 江戸時代以前、楽家は「京都」「奈良」「大阪」に分かれ、明治になって東京で集結し宮内庁式部職楽部となった。これらの三カ所の楽人の音には微妙な違いがあり、合同で演奏する前には一同で音合わせをした。これが「打ち合わせ」の語源という。

■ 鰻(うなぎ):  「うなぎ」は10世紀ころまでは「むなぎ(武奈伎)」と言い、万葉集にもみられる。この「munagi」の語頭の「m」がとれて「unagi」となったという。現在でも鳥取県の方言では鰻を「むなぎ」というらしい。さて、なぜ「むなぎ」か?一説によると「胸が黄色い」から「胸黄(むなぎ)」といわれたらしい。

■ 駅: 駅(驛)の「右側のつくり」は「次々にたぐりよせる」という意味がある。古代の官道では約30里(1里は6町。約700m)毎に駅がおかれた。

■ 昔、醤油のことを「おしたじ」と言ったらしいが、「(ほうれん草の)おしたし」の語源か?いや「お浸し」が語源かなぁ〜、やっぱり。

■ おでん: 「おでん」は「田楽」の女房言葉。

■ 学習小学校: 兵庫県淡路市立学習小学校。校名は、論語の学而第一の「学んで時に之を習う、又悦ばしからずや」に由来する。 【淡路市のサイトより】

■ 金平牛蒡: 金平牛蒡(きんぴらごぼう)。坂田金時の子の「金平」に由来し、江戸時代には金平浄瑠璃や金平足袋、金平娘(おてんば)などと「金平」は流行語大賞をとった。もちろん当時はそんな賞はなかったけどね。それだけ、この言葉が流行したってこただね。【東京語の歴史 杉本つとむ 講談社学術文庫】

■ 口分田(くぶんでん): 「口(人数)+分(割り当て)+田」で、律令時代に班田収受法によって人民に与えられた、小面積の田を意味する。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ クワバラ: 昔は雷がなると「クワバラ、クワバラ」と唱えたものです。さて、つかみは京都府京都市中京区桑原町。この町名は丸太町通りの道路上に存在し、縦25m、横45mほどの地域で、全て道路上なので居住者はいない。このように居住者がいない町は京都市内には何カ所かあるそうだ。
ここにはかつては菅原道真の子孫の桑原家の屋敷があった。菅原道真の死後に、京都は災害が多発し落雷も多かった。しかし、この桑原町にだけは雷が落ちず、そのようなことからそれらの災害の原因は菅原道真の怨霊のせいと言われるようになった。それい以来、雷がなるたびに、京の町の人たちは「クワバラ、クワバラ」と唱えるようになったという。京都の凄いところは、このような人も住んでいないような旧地名を残しておくことですねぇ。まぁ、新地名はある程度いたしかたないところもありますが、少なくとも記録にはきちんと残しておきたいものです。時に、桑原町。読んで字の如くで、「桑のはえた原っぱ」ですから各地に桑原町がみられる。そして、この「クワバラ伝説」も京都以外にもあるようだ。【ほんとうは怖い 京都の地名散歩 浅井建爾 PHP】

■ 朔日: 「朔」は陰暦で「月が元に戻る」という意味。「朔日」は「一日」。「?」は「逆」に通じ、「元に戻る」。

■ シカト: 花札用語で、十点の鹿の札の鹿がソッポ向いていることから。鹿十→シカト。

■ 舌(した): 「口を抜けて出てくる」状態を意味する。「千=(干、突く)」+「口」。「した」の読みは「シ(下)」+「タ(接尾語)」で口の下の方にある器官。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 荘園(しょうえん): 「田荘(たどころ)」に由来し、田荘とは「田のある所」という古代語。奈良時代には田以外に畑や山でとれた食物が重要視され、それらの場所を「園地(えんち)」と呼んだ。それらの「田荘」と「園地」があわさって、「荘園」となった。

■ 人民(じんみん): 中国語の「民」は「目をつぶす」の意味。したがって、「人民」は「目をつぶした人」が語源。つまり「統治しやすいように暗愚にした人々」をいう。日本語では「国家社会を構成する人」の意味。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 涼しい(すずしい): 「すず(すがすがしい、すむ、すずむの『清、澄、涼』の語根)+しい」が語源。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 総花(そうばな): 使用例「総花的予算」
・ 「花」は祝儀。「総+花(祝儀)」で、関係者全てに、祝儀、利益、恩恵を与えること。予算や演説で使用するときは良い意味ではない。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 醍醐味: 仏教界では、牛乳を精選する五段階の味を意味する。乳味、酪味、生そ(酒+朱)味、熟そ(酒+朱)味、醍醐味の順。味の最高位。【京都地名の由来を歩く 谷川彰英】

■ 大名(だいみょう)

■ 田切(たぎる): 傾斜地で水がはやく流れ落ちることに由来する。
※ 煮えたぎるの「たぎる」?
・ たぎる: 川の水などが勢い激しく流れる。さかまく、わき上がる。湯などが煮え立つ。沸騰して沸きかえる。
・ 「滝」を活用した語。「た」は勢いを示し、強声・強音を示す語。
【日本語源辞典 小学館】

■ たわけ: 中世、親の土地(田)を多数の子供達で分けると、小間切れになって役についてたたなくなった。こうした、愚かな行為を「田分け(たわけ)」と言った。「この、たわけ者が!」

■ 佃・佃煮: 佃は「作り田」が転訛した。「田作り」。「作り田」とは領主直営の農地を意味する。田植えの肥料に乾燥したイワシが使われたことに由来する。

■ つつがなく: 「恙なく(つつがなく)」の「恙(つつが)」とは「ツツガムシ病」の「ツツガ」。「ツツガムシのいない、平穏な状態」を「恙なく」と言った。

■ であります: 語源は、古語の「にてあり」です。「である」と同じ語源。「である」の連用形に、丁寧語の「ます」をつけた。江戸時代に発生し、商家や町人、遊里の女性が使用した。これとは別に、明治の初頭に長州侍が身分や階級にとらわれない良さから使い始め、新政府の軍隊言葉として普及した。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ である: 「だんてい」の用法で、江戸時代の言葉。語源は「に(断定)」+「て(助詞)」+「あり(動詞)」。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ ねぶた: 「ねぶた」は「睡魔」で、秋を控えて労働の妨げとなる眠気をしりぞけるために行われた流し行事に由来する。「眠(ねぶ)たい」の語幹(ねぶた)からきた言葉。【日本語源辞典 小学館】

■ のたうち回る:  猪などが体の蚤をとるために「湿地」で体をこすりつける様を「のたうち回る」という。この「のた」は「にた(仁田、仁田、野田、新田)で、「湿地」のこと。【地名の社会学 今尾恵介 角川選書】
※ 九州では「牟田(むた)」ともいい、愛知県では「久手(くて)」ともいい、関東地方では「安久津、悪田、圷(あくつ)」などとも表現されることがある。

■ はじめ: はじめは、物事を開始すること。「はし(端)」+「め(芽・方)」で「端の方」。つまりこれから伸びる方。その他諸説ある。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ ふしだら: 「不」+「しだら(行状)」。「だらしのない」「しまりのない」こと。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 不束(ふつつか)
・ 太く丈夫ななさま。下品で不格好なさまいきとどかない、不調法なさまを意味する。
・ 語源は二つある。
(1) 「ふとつか(太束)」の意味。
(2) 「ふと(不図)」に奈良時代に「うつ(棄)」がついた「ふとうつ」に副詞をつくる接尾語の「か」がついて、「ふとうつか」となり、それが変化した。【日本語源辞典 小学館】

■ へい〜。
・ 板塀の「へい」ですが。
・ 中国の「へい」は「土偏」が無い「屏」。「塀」は国字だそうだ。意味は「土で作った土地のしきり、外からみえないようにするしきり」【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】
※ 「へい」そうなのか、と、驚いてみる。ということは、昔は「へい」は土でできていたっていうことなんでしょうねぇ。土塁か?秀吉の作った「御土居」もにたようなものか?

■ へんてこ: 「へんてこ(変梃)」は、「変な様子」を意味する。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 保障(ほしょう): 中国語で「敵の攻撃を防ぎ守る城や砦」のこと。「保(砦)」+「障(隔て防ぐ)」を語源とする。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ ぼんくら: 「ボンクラ」は賭場用語。盆に暗い(疎い)ことに由来する。

■ 「まほろば」
・ まほろばの里たかはた(山形県東置賜郡高畠町)という表現があるが、「まほろば」ってなんだ?
・ 「まほろば」は「麻保呂(まほろ)」で、「優れている処、または国」を意味する。
・ 「まほろば」とは、上代語の「まほらま」が変化した語で、「まほら」とは「ま(接頭語)」
+「ほ(優れている)」+「ら(漠然と場所を意味する接尾語)」。【全文全訳 古語辞典 小学館】
※ つまり、「優れた里」という意味なんだろうが、この「優れた」は「客観的な評価」が必要なものか、それとも自称でいいのか?(笑)

■ 右: 「にぎ(握る)」が語源。「握ってつかむ側」。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 耳を揃える: 「耳」は「端・縁」のことで、「端を揃える」こと。「耳を揃えて返す」は「借りたお金を全額返す」の意味。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 婚礼(むかさり)
・ 全国的にはどうかはわからないが、山形では婚礼のことを「むかさり」という。
・ 先日、最上義光のことを調べていたら、この言葉がでてきた。
 以下、うろ覚えだが、最上義光が娘を谷地の白鳥十郎に嫁がせようとして、蔵増(天童市)から谷地までの「むかさり道路」を作った。その後、婚儀は破談になったらしいが、義光はその「むかさり道路」を使って谷地に攻め込んだ。こんな話があるから、NHKの歴史秘話ヒストリアで「戦国一のワル? 山形・最上兄妹の素顔」なんて書かれるんだよなぁ。まぁ、個人的感想としては、義光のやったことは序の口。秀吉の鳥取城攻めの方がはるかに残忍だと思うがなぁ。
・ さて、話は戻るが、「むかさり」の語源は「向こう去り」らしい。つまり、結婚して娘が向こうに去って行くということなんだろう。

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