名字とは?
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■ このサイトでは「名字(みょうじ)の由来」を取り扱っていますが、さて、本当に名字という表記でいいのか?ということが問題となります。

・ まず、法的には、文部科学省では「名字」、法務省では「氏」をつかっています。

・ また、法的に決めているのかはわかりませんが、厚生労働省の文書を見ると「姓(姓名)」と書かれています。ちなみに各省庁のサイトで検索してみました。

・ 法務省: 「氏名」。さすが法務省。「姓名」という表記はわずかにヒットしましたが、内部文書ではないようです。
・ 文部科学省: 「氏名」「姓名」
・ 厚生労働省: 「氏名」「姓名」。なお「お名前」という表記も使われているようです。
・ 外務省: 「氏名」「姓名」。なお「名前」という表記も使われているようです。
・ 内閣府: 「氏名」が主流だが、「姓名」もみられる他、「名前」表記もみられる。

■ 法務省
# 民法
(夫婦の氏)
第750条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。

■ 文部科学省
# 学校教育の指導要領で「名字」という表現を使うという話もありますが、出典が不明で現在調査中。 → 問い合わせをしましたが、いつまで待っても連絡無し。

・ 次に歴史的には、名字は中世に武士の名田を中心にできた表記で、名田と関係のない物まで「名字」と呼ぶのはいかがか?という考えも有ります。実際、徳川幕府は「土地を支配する者」が用いる「名字」という表記を嫌って「苗字」の表記を広めた。そのため、江戸時代から明治時代にかけての法令では「苗字」の表記が使われた。しかし「苗字」の表記はわかりにくいのでしだいに「名字」が一般的に使われるようになりました。

・ こういった背景を踏まえ、現代において、法的にも裏付けがあり、世間にも浸透している「名字」という表記を使いたいと思います。

■ 行政機関などにおける表記

【名字+名前】の一体表記

【氏名】 ・ 「文部科学省奨学金入学許可申請書(平成26年度入学)」「平成22年度文部科学省の教員個人調書」「高等学校生徒指導要録に記載する事項等(文部科学省)」「医師法施行令 (医籍の登録事項)」「運転免許証の記載事項変更(住所・本籍又は氏名の変更の方) 警視庁」 「教育職員免許状の申請等について(福岡県)」「静岡県掛川市 教育委員会学校教育課 お問い合わせフォーム」「直方市 学校教育課 学校教育係へのお問い合せ」
  ・ 

【名字+名前】の区分表記

【姓】+【名】 ・ 「文部科学省奨学金入学許可申請書(平成26年度入学)」「静岡県掛川市 教育委員会学校教育課 お問い合わせフォーム」「直方市 学校教育課 学校教育係へのお問い合せ」
【名字】 ・ 「第二〇期国語審議会 新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)平成7年11月文化庁」「教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議 (第14回)議事要旨 1999/07/09議事録」

 このように行政文書の多くは「名字+名前」の一体表記は「氏名」としているようだ。また、「名字」と「名前」を区分して表記する場合には「姓」+「名」としている。また、「名字」の部分を説明する際には「名字」と表記しているようだ。

■ 名字・苗字
・ 小学館の日本語源辞典によると、名字・苗字とは「代々その一家に継承される家の名。その家、人の姓。」とある。語源としては以下のように書いてある。
@ 中古、名田のアザナ(字)を以て称したところから。
A 先祖は家々の苗のようなもので、その先祖の名乗り始めた氏であるところから。
B 苗は草の新しく生えたものの意で、子孫旁出の人の号の義。字はわかれの人の名の義。

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