世界の名字と名前
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# 九世紀から十世紀にかけてヴァイキングたちは、イギリスやフランスを侵略しただけでは無く、ゲルマン起源の名前をイギリスにもたらした。
【代表例】 「ウィリアム」「ヘンリー」「ロバート」などは全てヴァイキングの末裔によって英語名になった。
※ 日本でも、侵略とは違うが、「大陸」からの渡来人により多くの名前(苗字)が日本国内にもたらされており、その一部は地名にもなっている。この様に、人の移動は物だけでは無く、名前などに代表される文化の移動ももたらす。それは日本国内でも同様で、関東武士の名字が奥州に拡がったことに代表される。そして、現代でも地方から大都会への人の移動によって、名字も大都会に集まっている。例えば、都道府県単位で「いくつくらいの名字」が存在するかという調査結果は無いが、もしやったら大都会の名字は膨大な数になり、日本の縮図ともいえる状態でしょうね。

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# かつて、ユダヤ人は姓をもつことを禁じられていた。

# 姓(名字)の無い国もある。

# 決められたもの以外の名前をつけるときには、特別な承認が必要な国: スウェーデン、ハンガリー。

# アフリカから連れてこられた黒人達は、もとの本名を奪われ、奴隷貿易で栄えたイギリスの港町の「ブリストル」などの地名などが付けられた。
※ 同じ名前が沢山にならないか?

※ ほんと、名前は文化そのものだよねぇ。

# アメリカ大統領の出身地
・ 30代までは、アメリカの歴史が始まった東部出身の大統領が多い。
・ 37代のニクソンを除いて、西部出身の大統領は見られない。

# クリントン: アメリカの北部の名士に多い姓で、「丘のある町に住む人」を意味する。

# ヨーロッパでは同じ起源の名前が各国で使われている。
・ 新約聖書のペトロ「Petros」に由来するピーター「Peter」は、ドイツではペーター「Peter」又はペトリ「Petri」又はペトルス「Petrus」、フランスではピエール「Pierre」、イタリアではピエトロ「Pietro」、スペインやポルトガルではペドロ「Pedro」、ロシアではピヨートル「Pyotr」となる。
※ 話は変わるが、英語では「ポケット」だけど、フランス語では「ポシェット」で語源は一緒だよね。昔、フランス語をちょこっとかじった事があるので、その時に覚えたよ。
・ ヨーロッパではこのように、有名人の名にあやかって命名することが多く、日本のように親が子供の名前を勝手に作っちゃうということは無いようだ。これも文化の違いだ。
・ ほほう、ヨーロッパでも地形姓(サーネーム)が多いようですね。
※ 小川: イギリスではブルック「Brook」、ドイツではバッハ「Bach」

# 民族的特徴
・ フレドリクセン「Fredricksen」: 語尾から北欧出身とわかる。
・ ゴルドバーグ「Goldberg」: ドイツ生まれのユダヤ人とわかる。
※ ドイツっていうのは「berg」でわかるが、ユダヤ系ってどこに表れているんだ???疑問。でも、こういうのって日本にもあるのなぁ。珍しい名前や、多く居る名前でも読み方が違うと出身地が分かる。その典型的なのが「東海林」。これを「とうかいりん」と読んだら山形人。
・ スコット(Scott): スコットランドに由来する。五世紀から六世紀にかけて、北アイルランドからスコットランドへ移り住んだケルト系ゲール人の一派であるスコット(遊牧民)が、スコットランドの地名の語源になった。「アイヴァンホー」の著者として知られる文学者のウォルター・スコットに代表される。
 ちなみに、スコットをスコッチとすると、「しみったれ」という差別語になる。また、倹約家をイメージする人も多い。

#  アメリカ合衆国の初代大統領のジョージ・ワシントンは17世紀半ばにイギリスからバージニアに入植した一家を祖とする。ワシントンは元々はイギリスの地名。で、イングランド北部のニューカッスル近くにあり、意味は「ワサ族の囲い地」。
イギリスには、ing+tonやing+hamのついた地名がある。「ton」(柵)、「ham」(村)の意味。で、開墾地の周囲に柵を作って村を作った。

# 職業由来の名字
・ スミス(Smith): 鍛冶屋。イタリア語ではフェラーリ。
・ ミラー)Miller): 粉屋
・ テーラー(Taylor): 仕立て屋

# アメリカでスミス姓が多い理由の一つ
黒人の解放奴隷の多くが、姓を選ぶときにもっとも平凡で当たり障りの無い「スミス」を選んだとされる。

# 父親由来の名字
・ マッカーサー: アーサーの息子
・ マクドナルド: ドナルドの息子
※ マックがつくのはスコットランド系。マックとはスコットランドの高地ゲール語で「〜の息子」を意味する。
・ ジョンソン: ジョンの息子
・ ピーターソン: ピーターの息子

# ロシア人の名前
・ ロシア人の名前: 「個人名」+「父の名を示す父称」+「姓」の三要素からなる。

# 名付けの仕方
※ 以下は欧米の名付けの本によく書かれている内容。
・ いい意味の名であり、いわれがあること。
・ 姓と名の調和が取れていること。
・ 綴りが簡単で、紛らわしくないこと。
・ 読みやすく、発音しやすいこと。
・ 愛称形にしたとき、おかしくならないこと
・ 不快、縁起の悪い意味の名前はもちろん、そうしたイメージを連想させないこと。
・ 国籍にあったもの。
・ 頭文字にしたとき、たとえばLCF(悪魔)のように悪い意味にならないこと。
・ 説明をしないとわかってもらえないような名でないこと。
・ 性別があきらかなもの。

■ 外国の名前の語意

# アイザック(男): 旧約聖書の「イサク」。ヘブライ語で「笑う人」という意味。(例)アイザック・ニュートン

# アインシュタインはドイツ語で「一つの石」を意味する。

# アグネス(女): ギリシャ語で「純潔、聖なる」という意味。(例)アグネス・ラム

# アドルフ(男): 「高貴な狼」という意味。

# アラン(男)(姓): ケルト語起源だが、実際の意味は不明。もっともらしいのはケルト語で「調和」「輝く」「石」を意味する。

# アーノルド(男): 「ワシ」と「支配」の二つの意味。(例)アーノルド・シュワルツネーガー

# オードリー(女): 「高貴な」と「輝かしい」の二つの意味。(例)オードリー・ヘップバーン

# カトリーヌ(女): キャサリンのフランス語形。(例)・ カトリーヌ・ドヌーブ

# ブルース(男): 「泥だらけ、泥が深い」又はフランスのブルイス(藪)。(例)ブルース・ウィルス

# ヘップバーン(姓): 「高い塚」から来た者、「小川に生えた野バラの側に住んでいたもの」などの意味。(例)オードリー・ヘップバーン

■ 外国人の名字を漢字表記にしたらどうなるんだろう?

# アーノルド・シュワルツネーガー: 「主割津寧牙」なんてどうだ?いっそ、「首和瑠津寧牙」だと最長の六文字の名字になるのか。

# バラク・オバマ: これは「小浜」で決まりだろう。

# ジョニー・デップ: これは変換しづらいなぁ。「出部」ではおもしろみがないし、いっそ「太」かな?

# デーヴィッド・キャメロン(英国首相): キャメロンかぁ〜。やっぱ「脚甜瓜」かなぁ。

# アンゲラ・メルケル(独国首相): メルケルって漢字にしにくい。「目琉蹴」なんてどうだ?

【参考資料】 人名の世界地図 21世紀研究会編 文藝春秋社

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